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Seedance 2.5をComfyUIで使う:ワークフローの設定手順
公式テンプレートでSeedance 2.5のComfyUIワークフローを設定。参照画像と開始フレームの接続、ドラフトIDの保存、最終動画の生成、ノードが見つからない場合の確認手順を解説します。

ComfyUIでSeedance 2.5を使う公式のテキスト動画生成ワークフローは、生成ノードと Save Video の2ノードで構成されています。画像を参照する場合は Load Image が加わります。まずはこのどちらかから始めましょう。Seedanceの生成処理は外部サービスが担うため、この処理のためにチェックポイント、テキストエンコーダー、VAE、サンプラーを組み合わせる必要はありません。[1]
必要なのはComfyアカウント、クレジット、インターネット接続です。ローカルのComfyUIでワークフローを組み、生成はPartner Nodeを通して実行します。本記事は2026年11月4日に確認した公式テンプレートとノード定義を基に、設定と接続方法を説明しています。有料の動画生成テストは行っていません。[2]
最初に確認する4つのこと
- 手元の素材に合う公式テンプレートをダウンロードします。テキスト、開始フレーム、参照画像では、使うワークフローが異なります。[1]
- Settings → User でログインし、Settings → Credits でクレジットを確認します。これらのノードが使うComfyアカウントの認証情報を、reAPIキーで置き換えることはできません。[2][3]
- モデルのドロップダウンで Seedance 2.5 が選ばれていることを確認します。ノード名だけでは、選択中のモデルは判断できません。[1]
- Draftモードでは、プレビューのタスクIDを保存し、動画を確認してから最終生成のステージを有効にします。公式テンプレートでは、この2回の実行が分かれています。[1]
入力に合うSeedance 2.5のComfyUIワークフローを選ぶ
下の表からJSONファイルをダウンロードし、Windows/Linuxなら Ctrl+O、macOSなら Cmd+O で読み込みます。これはComfyUIのデフォルトのショートカットです。変更している場合はSettings → Keybindingで確認してください。[4]
| 手元にある素材・やりたいこと | 公式ワークフロー | 入力先 |
|---|---|---|
| 文章で書いたシーン | テキスト動画生成JSON | 生成ノードのプロンプト欄 |
| 冒頭のフレームにしたい画像 | 開始・終了フレームJSON | first_frame。終了画像も使う場合は last_frame |
| 被写体や外観の参考にしたい画像 | 参照画像から動画を生成するJSON | 参照ノードの image_1 ソケット |
| 最終生成の前にプレビューで確認したいプロンプト | Draftテキスト動画生成JSON | 先にStage 1を実行。Stage 2には保存したタスクIDを入力 |
いずれもComfyの公式テンプレートリポジトリにあるファイルです。参照画像用テンプレートには medusa_poster.png というファイル名が、開始・終了フレーム用テンプレートにはプールの画像2枚のファイル名が保存されています。画像そのものはJSONに含まれていません。 ワークフローを開いたら、自分のファイルを選び直してください。[1]
接続する前に、その画像を何に使うのか決めます。開始フレームは動画の最初の画面です。参照画像は新しい動画の生成を導く素材で、その画像を冒頭に置く指定ではありません。現在のノードには、それぞれの用途に対応する別の入力があります。[5]
まずテキスト動画生成のワークフローを設定する
ComfyUIを更新し、ログインしてからテキスト用テンプレートを開きます。インストール済みのバージョンで組み込みノードが認識されない場合は、同名のコミュニティ拡張を探す前に、Comfyの最新リリース情報と使用中のバージョンを照合してください。安定版には、新しいノード定義がまだ含まれていないことがあります。[2]
テキスト用テンプレートの接続は次のとおりです。
ByteDance Seedance 2.5 Text to Video
VIDEO → Save Videoモデルのドロップダウンで Seedance 2.5 を選びます。公式テンプレートの設定は720p、16:9、5秒、音声生成あり、MP4です。初回はこの設定を残すと、問題が起きたときに確認する項目を絞れます。[1]
テンプレート内のプロンプトを、簡単なシーンに置き換えます。練習用には、次のようなプロンプトを使えます。
A red ceramic mug sits on a wooden table beside a window.
The camera moves slowly closer. Morning light stays steady.
A faint room ambience, no speech, no music, no on-screen text.実行前に、画面に表示される料金の見積もりを確認してください。ワークフロー自体が自分のパソコン上にあっても、Partner Nodeでの生成にはComfyクレジットを使います。2回目の生成は新しいリクエストです。プロンプトを変更して再実行しても、すでに受け取った動画ファイルが編集されるわけではありません。[2]
Ctrl+Enter / Cmd+Enter で実行します。生成ノードの VIDEO 出力はSave Videoにつながっています。ファイル名のプレフィックスは video/Seedance2.5_t2v です。必要に応じて、見分けやすい名前に変更してください。ワークフローは別途 Ctrl+S / Cmd+S で保存します。このショートカットが保存するのはノードの構成で、生成された動画はSave Videoが保存します。[1][4]
画像を用途に合うソケットへ接続する
参照画像を使う場合はR2Vテンプレートを開き、Load Image でローカルのファイルを選びます。実行前に、次の接続を確認してください。
Load Image · IMAGE
→ ByteDance Seedance 2.5 Reference to Video · image_1
→ VIDEO → Save Videoダウンロードしたワークフローでは、すでに task_type: reference が選択されています。画像を参考に新しい動画を生成したい場合は、そのまま使います。現在のノードは ByteDance2ReferenceNodeV2 です。旧実装には Legacy と表示され、設定項目も異なります。チュートリアルに video_editing の切り替えが載っているのに、自分のノードには task_type がある場合は、別の実装を見ています。[5]
プロンプトには、求める動きと参照画像の役割を書きます。先ほどのマグカップなら、カップの写真を外観の参考として使えます。写真そのものの構図から動画を始めたい場合は、開始・終了フレーム用テンプレートに切り替えます。
Seedance 2.5の開始・終了フレーム用ワークフローでは、冒頭の画像を first_frame に、2枚目を last_frame に接続します。冒頭の画像しかない場合は、終了フレーム側の分岐を外してください。現在のノードでは開始フレームが必須、終了フレームは任意です。Seedance 2.5を使う場合、このノードのアスペクト比は自動調整され、比率を選ぶ独立した項目はありません。[5]

公式ワークフローファイルを基に描き直した接続図です。ComfyUIのスクリーンショットや、生成された動画の結果ではありません。
設定したワークフローは、別の名前で保存します。参照素材を増やす前に一度開き直し、画像の接続が残っているか確認してください。8月には、ワークフローのタブを切り替えて保存した後、参照画像の接続が消えたというユーザー報告がありました。本記事ではこの問題を再現していませんが、保存したワークフローの確認は短時間でできます。[6]
選んだドラフトを使って最終動画を生成する
最終生成をリクエストする前にプレビューを確認したい場合は、Draftテンプレートを使えます。処理は2つのステージに分かれています。Stage 1で480pのプレビューを生成し、IDを保存します。Stage 2は最初はバイパス状態です。最終生成ノードは、そのIDを使って1080pの動画を生成します。[7]
公式テンプレートに沿って、次の順に操作します。
- Stage 1 のモデルを Seedance 2.5 Draft のままにして、プロンプトを入力し、実行します。動画はSave Videoへ、別の
draft_task_id出力は Save Text へ送られます。Save Textは出力フォルダに.txtファイルを保存します。 - プレビューを確認します。プロンプトを直してStage 1を再実行する場合は、動画と保存したIDの対応を確認しておきます。Stage 1で生成するたびに、新しいドラフトが作られます。
- 使うドラフトを決めたら、Stage 1のノードを選択し、Ctrl+B / Cmd+B でバイパス状態にします。次にStage 2のノードを選択し、同じショートカットで有効にします。
- 選んだプレビューに対応するテキストファイルを開きます。そのIDを ByteDance Seedance 2.5 Draft to Final Video の
draft_task_idに貼り付けます。 - Stage 2を実行します。ドラフトのプロンプト、長さ、アスペクト比、音声設定が引き継がれます。公式テンプレートでは、ドラフト作成から7日以内に最終動画を生成するよう案内されています。[7][4]
このテンプレートでは、IDを最終生成ノードへ直接つながず、テキストファイルに保存しています。操作に慣れるまでは、この構成を残してください。Stage 1を有効にしたままだと、以前のドラフトを仕上げるつもりで、新しいプレビューを生成してしまうことがあります。[7]
通常の生成タスクのIDを、ドラフトIDの代わりに使うことはできません。また、最終生成ノードは、任意のダウンロード済みMP4を受け取って高解像度化するノードではありません。必要なのはSeedance 2.5 Draftのタスクから得られたIDです。既存の動画ファイルを処理するには、別のワークフローが必要です。[5]
ワークフローを変える前に、エラーを確認する
| 起きていること | 確認すること |
|---|---|
| Seedanceの組み込みノードが認識されない | ComfyUIを更新し、公式テンプレートを再読み込みします。そのノードを含むリリースを確認し、第三者のノードパックが必要だと決めつけないでください。 |
| サンプル画像が見つからない | 自分のローカル画像を選びます。JSONに入っているのはサンプルのファイル名で、画像ファイルではありません。 |
| アカウントやクレジットのエラー | ログイン中のComfyアカウントとクレジットを確認します。別のサービスのキーを誤ったログイン欄に貼り付けても、Comfyクレジットは使えません。 |
| 画像が冒頭のフレームとして扱われない | 参照ノードの image_1 と、開始・終了フレームノードの first_frame のどちらにつながっているか確認します。 |
| 最終動画を作りたいのに、新しいドラフトができる | Stage 1をバイパスし、Stage 2に保存済みの draft_task_id が入力されているか確認します。 |
| 開き直したワークフローで参照画像の接続が消えている | 再度生成を送信する前に、保存した構成と比較します。不具合を報告する場合は、ComfyUIのバージョンと、問題を再現できる最小構成を記録します。 |
これらを確認しても直らない場合は、ノード名、ComfyUIのバージョン、エラーの全文を添えて問い合わせてください。アカウントの要件とテンプレートの説明は、末尾の参考資料から確認できます。[2][1][7]
入力の接続と、生成結果の良し悪しも分けて考えてください。参照画像がつながっていても、すべての見た目が保たれるとは限りません。その動画を基に後続のシーンを作る前に、返された動画を確認しましょう。フレーム入力と参照入力の選び方は、Seedance 2.5の画像から動画を生成するガイドでも説明しています。
Seedance 2.5をComfyUIで使うときのよくある質問
APIなしでローカル実行できますか?
ここで使う公式ワークフローは、外部サービス上で動くPartner Nodeを利用します。Seedanceのモデル重みをダウンロードして、オフラインで推論する仕組みではありません。ローカル実行のガイドで、その違いとダウンロード可能な代替モデルを紹介しています。[2]
ワークフローは無料ですか?
公式ワークフローのダウンロードに、無料の動画生成は含まれません。Partner Nodeの呼び出しにはComfyクレジットが必要です。実行前に、設定したノードの料金見積もりを確認してください。[2]
1080pに対応していますか?
現在の通常版Seedance 2.5ノードの定義には、480p、720p、1080pがあります。Draftは480p、Draft to Finalは1080pです。上限を720pとしている古いガイドは、本記事で確認したノード定義とは一致しません。[5]
ノード名は2.5なのに、2.0のモデルも表示されるのはなぜですか?
Comfyは複数のSeedanceモデルで同じノードクラスを使っています。表示名だけで判断せず、Seedance 2.5 を選択してください。ドラフト用ワークフローでは Seedance 2.5 Draft を選びます。[5]
公式ノードでreAPIキーを使えますか?
ComfyのPartner Nodeドキュメントでは、自分のプロバイダーキーへの置き換えはサポートされていません。Comfyへのログインに使う Comfy API Key は、Comfyアカウントに属するキーです。reAPIを使うには、reAPIのリクエストとタスクポーリングAPIを実装したアダプターが必要です。本記事では、そのようなノードの提供やテストは行っていません。[2][3]
seedを固定すれば、同じ動画を再現できますか?
保証されません。現在のノードのツールチップには、seedにかかわらず結果は非決定的になると書かれています。seedの設定は、ワークフロー内でノードを再実行するかどうかにも関係します。Draft to Finalでは、seedから同じドラフトを作り直そうとせず、選んだドラフトのIDを保存してください。[5]
構成を増やす前に、動くワークフローを1つ保存する
テキスト用テンプレートか画像1枚から始め、出力を確認してから保存し、開き直します。参照素材を増やすのは、それぞれの役割を決めてからです。Draftモードでは、プレビューと対応するテキストファイルを一緒に保管し、選んだ動画のIDで最終生成をリクエストできるようにしておきます。
このSeedance 2.5のComfyUIワークフローを、次回の開始用ファイルとして残しておきましょう。アプリケーションに動画生成を組み込む段階に進むなら、Seedance 2.5のモデルページとAPIドキュメントで、reAPIを使う別の接続方法を確認できます。
参考資料
- Comfy Org. Seedance 2.5公式ワークフローテンプレート。 2026年11月4日閲覧:github.com/Comfy-Org/workflow_templates。
- Comfy. Partner Nodesの概要。 2026年11月4日閲覧:docs.comfy.org/tutorials/partner-nodes/overview。
- Comfy. Comfyアカウントへのログイン。 2026年11月4日閲覧:docs.comfy.org/account/login。
- Comfy. ショートカット。 2026年11月4日閲覧:docs.comfy.org/interface/shortcuts。
- Comfy Org. ByteDanceノード定義、コミット
783ab728。2026年11月4日閲覧:github.com/Comfy-Org/ComfyUI。 - ComfyUI issue #15668. ワークフローのタブ切り替えと保存・再読み込みで、Seedance 2.5の参照画像接続が消える。 2026年8月16日に投稿されたユーザー報告。2026年11月4日閲覧:github.com/Comfy-Org/ComfyUI/issues/15668。
- Comfy Org. Seedance 2.5 Draftテキスト動画生成テンプレートと埋め込みの操作説明。 2026年11月4日閲覧:github.com/Comfy-Org/workflow_templates。