
Seedance 2.0の1秒あたり料金:実際の課金方式
Seedance 2.0の解像度・価格帯別の秒単価、動画アップロード時だけ使える割引料金、予算予測で起きやすい間違いを解説します。
Seedance 2.0は時間に基づいて課金されます。元動画がない場合は、モデルが返す完成動画の秒数が課金対象です。元動画がある場合は低いレートが適用されますが、出力時間に元動画の合計時間を秒単位で切り上げて加えます。reAPIで公開されているSeedance 2.0のレートは、課金対象1秒あたり$0.024~$0.78です。
2つは分かりやすく、速度の価格帯と解像度です。3つ目は分かりにくく、最も無駄な支出が生じやすい部分です。安い料金は、元となる動画をアップロードした場合にだけ適用されます。画像や先頭・最終フレームを渡しても対象になりません。直感的には対象になりそうでも、実際は違います。
要点
- リクエスト全体のクレジット数は、
ceil(レート × 課金対象秒数 × 1,000)で計算されます。1 credit = $0.001です。 - 料金を決める条件は3つです。 バリアント(Face、Fast Face、Mini)、解像度(480p~4K)、アップロードした元動画をリクエストに含むかどうかです。
- 720p Faceでは、動画アップロード時のレートが約39%低くなります。 $0.15375/sに対して$0.09375/sですが、元動画と出力の両方の時間が課金対象です。
video_urlsでのみ割引が適用されます。 画像入力や先頭・最終フレーム参照は高い料金のままです。- 5秒の720p Faceクリップは、元動画なしで$0.769です。5秒の元動画から5秒を出力すると**$0.938**です。
- Miniの480pが最安の公開レートで$0.038/s、元動画がある場合は課金対象1秒あたり$0.024です。
料金表の全体
以下は課金対象1秒あたりの料金です[1]。
| 解像度 | Face、元動画なし | Face、元動画あり | Fast Face、元動画なし | Fast Face、元動画あり |
|---|---|---|---|---|
| 480p | $0.07125 | $0.043125 | $0.062 | $0.036 |
| 720p | $0.15375 | $0.09375 | $0.132 | $0.080 |
| 1080p | $0.3825 | $0.2325 | n/a | n/a |
| 4K | $0.780 | $0.480 | n/a | n/a |
この表から2つの構造的な事実が分かります。
解像度が最も大きな調整要素です。 Faceで480pから4Kに上げると、料金は約11倍になります。同じ解像度でFaceからFast Faceに変えると、約13~14%節約できます。4Kが不要なクリップなら、まず解像度を下げてください。
Fast Faceは720pまでです。 1080pや4KのFast Face経路はないため、高解像度の作業にはFaceを使います。
誤解されやすい料金

安い列には「& uploaded videos」と書かれています。この表現は正確ですが、読み違えやすいものです。
この料金は、リクエストにアップロードした元動画が含まれる場合のみ適用されます。APIの用語では、video_urlsに値がある場合だけです。画像、先頭フレーム、最終フレーム、音声など、ほかの参照素材では基本料金のままです。
画像動画や先頭・最終フレームのワークフローも、参照駆動型の生成に感じられるため、この区別は重要です。元素材を渡し、モデルはゼロから作るのではなく変換します。直感では安くなるはずですが、そうはなりません。
720p Faceのレート差は39%です。元動画なしでは出力1秒あたり$0.15375、元動画を添付すると課金対象1秒あたり$0.09375です。ただし後者では、元動画の時間も課金対象に加わります。
実務上の問題は不具合ではなく、予測ミスです。チームはワークフローが「参照を使う」という理由で安い列を使って費用を見積もりますが、請求は基本料金で届きます。画像動画パイプラインを予算化する場合は、プロンプトからの料金を使ってください。
計算例
レートに課金対象秒数を掛け、リクエスト全体を次の1 creditまで切り上げます。
元動画なしの5秒720p Faceクリップ: ceil(5 × $0.15375 × 1,000) = $0.769
5秒の元動画から5秒を出力: ceil(10 × $0.09375 × 1,000) = $0.938
元動画なしの10秒1080p Faceクリップ: 10 × $0.3825 = $3.825
Fast Faceで5秒の480p下書き: 5 × $0.062 = $0.310
15秒の4K Faceメインショット: 15 × $0.780 = $11.70
大量生成では、単価より支出の構成が重要です。元動画なしの5秒720p Faceクリップを毎月1,000本作ると、リクエスト単位の切り上げ後で**$769です。同じ1,000本をFast Faceの480pで作ると$310**、Faceの1080pでは**$1,913**です。
混合ワークロードの式は次のとおりです。
billable seconds = output seconds + ceil(total source-video seconds)
credits per request = ceil(rate × billable seconds × 1,000)
monthly cost = Σ credits per request × $0.001durationは4~15の整数である必要があります。範囲外の値はHTTP 400(コード20003)で拒否され、課金されません。
設定の選び方
下書きはFast Faceの480pで作る。 1秒$0.062なので、5秒の反復は31セントです。この設定で調整し、承認されたショットだけを実際に公開する解像度で1回レンダリングします。
1080pと4Kは最終出力だけに使う。 480pから4Kへの倍率は約11xです。4Kの下書きは、この料金体系で最も高くつく間違いです。
元動画を使う処理では2つの時間を計算する。 720pの39%低いレートはvideo_urlsだけが対象で、元動画の時間も課金対象です。長い元動画では、元動画なしのリクエストより最終額が高くなることがあります。
画像動画が割引されると思わない。 プロンプトからの料金で予算を組んでください。
呼び出しと請求額の確認
エンドポイントは非同期です。送信するとtask_idが返り、その後ポーリングします。
curl https://reapi.ai/api/v1/videos/generations \
-H "Authorization: Bearer YOUR_API_KEY" \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{
"model": "doubao-seedance-2.0-face",
"prompt": "a slow dolly through a neon-lit alley after rain, cinematic",
"resolution": "720p",
"duration": 5
}'このリクエストは元動画なしの料金で課金されます。video_urlsを追加すると低いレートになりますが、元動画の時間も課金対象に加わります。
curl https://reapi.ai/api/v1/videos/generations \
-H "Authorization: Bearer YOUR_API_KEY" \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{
"model": "doubao-seedance-2.0-face",
"prompt": "restyle this shot as neon-lit and rain-soaked, keep the camera move",
"video_urls": ["https://example.com/source.mp4"],
"resolution": "720p",
"duration": 5
}'知っておくべきプラットフォームルールが2つあります。メディア入力は公開http(s) URLのみで、どのモデルもbase64を受け付けません。また料金は変わるため、reapi.ai/models/seedance-2-0のリアルタイム表が基準です。この記事を含め、記事内の数字が基準ではありません。リクエストとレスポンスの形式はreapi.ai/docs/seedance-2-0のリファレンスにあります。
よくある質問
Seedance 2.0の1秒あたり料金はいくらですか?
公開されているMini、Fast Face、Faceでは、課金対象1秒あたり$0.024~$0.78です。元動画なしの720p Faceクリップには$0.15375のレートが適用されます[1]。
プロンプトの長さは料金に影響しますか?
プロンプトの長さでは変わりません。元動画なしでは出力時間、元動画ありでは出力時間と元動画の時間が課金対象です。
画像動画が高い料金で請求されるのはなぜですか?
安い料金は、アップロードされた元動画がある場合にだけ適用されるためです。画像、先頭フレーム、最終フレームは参照素材でも基本料金のままです。
10秒の720p動画はいくらですか?
元動画なしでは、リクエスト全体のクレジット切り上げ後で$1.538です。元動画がある場合は、10秒の出力に加えて切り上げた元動画時間によって総額が決まります。
Fastは1080pに対応しますか?
いいえ。Fast Faceは480pと720pまでです。それより上はFaceで実行されます。
最短と最長の生成時間は?
durationには4~15の整数を指定します。範囲外のリクエストは拒否され、課金されません。
月額費用はどう見積もりますか?
各リクエストをceil(レート × 課金対象秒数 × 1,000)でクレジットに換算し、その合計を求めます。元動画なしの5秒720p Faceクリップ1,000本なら$769です。
正式な料金はどこにありますか?
Seedance 2.0モデルページのリアルタイム表です。料金は変わるため、記事内の数字は計画用の値として扱ってください。
請求後に驚かず、事前に予測する
どのレートと時間が適用されるか分かれば、Seedance 2.0の1秒あたり料金は単純な算数です。大きな損失を生むのは、参照素材を渡せば何でも低いレートになると考え、元動画があるときも出力時間だけを数えることです。
そのため、単位経済性を計算する前に、パイプラインがvideo_urlsを送るのか、画像を送るのかを確認してください。下書きはFast Faceの480pで作り、1080pと4Kは公開するショットだけに使い、リクエスト全体をリアルタイム料金から計算します。
参考資料
- reAPI。Seedance 2.0とSeedance 2.0 Miniのモデルページ — 解像度、バリアント、元動画モード別のリアルタイム料金。 2026年8月17日参照:reapi.ai/models/seedance-2-0、reapi.ai/models/seedance-2-0-mini
関連記事
- reAPI。Seedance 2.5の機能。 reapi.ai/blog/seedance-2-5-features
- reAPI。Seedance 2.0エンドポイントリファレンス。 reapi.ai/docs/seedance-2-0
- reAPI。モデル一覧。 reapi.ai/models
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